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1 調査目的

 家庭から排出される紙製容器包装の排出量調査の目的は、本調査の結果に基づいて日本全国から排出される紙製容器包装の量を拡大推計することである。
 日本全国の家庭から排出される容器包装リサイクル法で対象とした紙製容器包装の排出量は現在でも公式なデータはない。当推進協議会では、その量を掴む必要があると考え、2003年、2006年、2009年に名古屋市在住の家庭から排出される紙製容器包装の量を、1ケ月間にわたるモニター調査を行い、その測定データから日本全国から排出される量を拡大推計した。

2 調査方法


@調査参加モニター数
2006年 64人(64世帯代表 64世帯の合計人数=256人)
2009年 62人(62世帯代表、62世帯の合計人数=240人)

Aモニター構成
 世帯 世帯数(戸)  構成比(%)  人数(人)  構成比(%)
 人数  2009
 年
2006
 2009
 2006
 2009
2006
 2009
 2006
 2人 7 9  11.3 14.3 14 18 5.8 7.2
 3人 17 12 27.4 19 51 36 21.3 14.3
 4人 22 23 35.5 36.5 88 92 36.7  36.7
 5人 11 11 17.7 17.5 55 55 22.9 21.9
 6人  3 6 4.8 9.5 18 36 7.5 14.3
 7人 2 2 3.2 3.2 14 14 5.8 5.6
 合計  62 63 100 240 251 100


Bモニター条件
 1)名古屋市在住の方
 2)家族構成が2人/世帯以上の方
 3)事前説明会に参加できる方

C調査期間
 1)2006年11月1日〜30日(1ケ月間)
 2)2009年6月1日〜30日(1ケ月間)

D調査対象物の選別方法
毎日出る家庭ごみの中から選別する次の2つの紙製容器包装を対象とする         
ア.各世帯で本調査の前から行なっている分別方法に則り選別される紙製容器包装     
イ.食物などの付着で汚れ、通常は可燃ごみに出してしまう紙製容器包装

E調査対象物のデータ測定方法
上記5)で対象物になったものを毎日、次の4つの分類に分け、それぞれを重量測定しそのデータをシートに記入する。                              
「@単体」(紙箱、包装紙、紙袋、紙製卵パック、ティッシュボックス、他)    
「A複合」(酒パック、洗剤箱、金銀紙、紙缶、スナックカップ、他)        
「Bその他」(新聞・チラシ、雑誌、段ボール、封筒、便箋、コピー用紙、他)
(注)本「その他」は、本来は測定対象外のものであるが、紙製容器包装の選別に伴って付随的に混入してしまったもの「C可燃ごみ」(納豆紙カップ、即席麺紙カップ、ヨーグルト紙カップ、他)

3 調査結果

@ 主要データ整理

項 目    調査
年度
 一人当たり排出量   排出量
 (g/月)  (g/年) 全体中%
紙製
容器
包装
 
@紙単体   2009年  462 5,626 61.9
 2006年  514 6,168 61.8
A複合素材   2009年  79 962 10.6
 2006年 88.3 1,060 10.6
@+A小計   2009年  54.1 6,588 72.5
2006年 602.3 7,228  72.4
C可燃ごみ   2009年 49 596 6.6
 2006年 45.4 545 5.5
 @+A+C
紙小計
 2009年  590 7,184 79.1
 2006年  647.7 7,772 77.9
  Bその他  2009年  156 1,892 20.9
 2006年  184 2,208 22.1
C 排出合計
@+A+C+B
 2009年  746 9,076 100
 2006年  831.7 9,980 100


A 拡大計算による紙製容器包装の推定総排出量
 対象分類  推定排出量   計算式
紙製容器包装の回収可能量
     @+A 
2009年 841,622 トン/年  541g/人/月÷30×365×127,753千人 
 2006年 923,348 トン/年
紙製容器包装の総排出量
    @+A+C 
 2009年 917,745トン/年 590g/人/月÷30×365×127,753千人  
 2006年 992,947トン/年
                                    当該年度日本総人口:127,753千人



B 家庭から排出されるリサイクル可能な紙製容器包装総排出量
 各調査における“家庭から排出されるリサイクル可能な紙製容器包装総排出量”を以下に見込む(可燃ごみ分はリサイクル対象外となるため排出量から除外した)
 本リサイクル可能な紙製容器包装総排出量が回収可能量であるため、回収率算定に使用した。
2006年度調査  2009年度調査 
 923,348トン/年 841,622トン/年 
 2006年〜2008年度回収率算定に使用 2009年〜2010年度回収率算定に使用 

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