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紙製容器包装の3R

フォローアップ報告(2023年度)

リデュースの推進(紙・板紙使用量削減

 紙製容器包装は代表的指標となる容器形態が無いため、原単位による削減把握が難しく、日本製紙
連合会等の統計情報より紙製容器包装用途となる包装用紙・紙器用板紙の国内出荷量を指標としています。
 自主行動計画 2025(2021〜2025年度)のリデュース目標である国内出荷量は、基準年度(2004年度)比リデュース率 15%に対し、2 年度目の 2022 年度は、まだ新型コロナウイルス感染症の影響が残っており、リデュース率 16.2%(前年度 18.8%)となりました。
自主行動計画開始時(2006年度)からの累計削減量は 3,585 千トン(前年度 3,245 千トン)、売上高(*1)を原単位としますと基準年度(2004年度)比でリデュース率 27.3%(前年度 27.3%)となりまし
た。
(*1) 売上高:経産省商業動態統計より 売上高=小売業計−自動車−機械器具−燃料
   

    包装用紙・紙器用板紙のリデュース率及び国内出荷量の推移 (基準年度=2004年度)

リサイクルの推進(紙製容器包装の回収率推定のための調査)

 紙製容器包装の回収率推定のため、「回収物の組成分析調査」や市区町村への「紙製容器包装のアンケート調査」より全国の家庭からの回収量を拡大推計、産構審で発表される業種全体の紙製容器包装の「排出見込量」より回収率を算定しました。
自主行動計画 2025(2021〜2025 年度)の回収率目標 28%に対し、2 年度目の 2022 年度は、まだ新型コロナウイルス感染症の影響もあり、行政収集 16.9%、集団回収 6.0%、合計回収率は 22.9%(前年度23.6%)となりました。

            紙製容器包装の回収率及び回収量の推移


           紙製容器包装の回収率及び回収量の推移


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